毎年川越で行われている「川越まつり」。
川越まつりは、2005年に国の重要無形民俗文化財、2016年にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されている伝統的なお祭りです。
この記事では、そんな川越まつりの見どころをご紹介。
他にも混雑具合やアクセス方法など詳しい情報について、過去のお祭りの写真とあわせて掲載しています。
「川越まつり当日、コインパーキングが満車だったらどうしよう?」
そんな不安がある方は駐車場予約サイトがおすすめ。
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この記事の目次
2022年川越まつりの開催日程
2022年の川越まつりは10月15日(土)、16日(日)に開催される予定です。
開催規模等については、段階的に判断していくと発表されています。
開催時間と混雑状況
川越まつりは交通規制が朝10時から始まり、午前中は山車が町内を練り歩く「町内曵き」が行われます。
しかし、川越まつりの本番は昼過ぎくらいから!
1日目は13時から氷川の神様が神輿に乗って町内を巡行する「神幸祭」、2日目は13時半から市役所前をたくさんの山車が行き交う「市役所前の山車巡行」が行われます。
15日(土) |
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16日(日) |
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交通規制は両日10:00~22:00の間に行われます。
自転車に乗って通行することも禁止されており、降りて押す必要があります。
イベントの多い昼から夕方にかけては特に人が多く、13時から19時くらいは徒歩で通行するにもかなり時間がかかると思っていたほうが良いでしょう。
川越まつりに行くならアプリのDLを!
川越まつりに参加するなら、公式ナビゲーションアプリ「川越まつりナビ」のDLがおすすめ。
fa-arrow-circle-right川越まつりナビ2022(公式サイト)
このアプリを使うと、運行している山車の現在位置をMAPで確認することができるので、お目当ての山車の場所をすぐに見つけることができます。
早速私もインストールしてみましたが、目の前にある山車の情報を確認できるだけでなく、休憩場やトイレの場所、交通情報、駐車場の空き情報などもチェックできてとても便利でした!
さらに、地区ごとの山車の特徴をリスト表示できるので、まつりの前に読んでおくと当日はもっと楽しめること間違いなし。
かなり便利なアプリですので、ぜひ事前にインストールしてみてくださいね。
川越まつりのアクセス
電車でのアクセス
川越まつりに行くなら、電車でのアクセスがおすすめ。
JRまたは東武東上線なら「川越駅」、西武新宿線なら「本川越駅」を利用しましょう。
大宮からは約20分、池袋からは約30分、新宿からは45~50分ほどでアクセスできます。
※川越まつり当日は交通規制のためバス路線が変更となります。一番街や駅周辺のバス停は全て迂回され利用できなくなるので注意しましょう。
川越まつりの駐車場・駐輪場
川越まつり当日は交通規制が行われ周辺の道路も大変混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されています。
しかし、やむを得ず車を利用される方は臨時駐車場を利用しましょう。
川越まつりの臨時駐車場
- 富士見中学校:100台
- 船場小学校:70台
- 川越第一中学校:160台
- 小仙波駐車場:150台
- 旧川越保健所跡地:100台
- 市民グランド:190台(バス25台)
fa-arrow-circle-right臨時駐車場案内マップはこちら(公式サイト)
川越まつりの臨時駐車場は8:30~22:00の間利用でき、23:00に施錠されます。
確実に駐車するなら駐車場予約がおすすめ
川越まつりの日に確実に駐車するなら「駐車場予約サービス」がおすすめです。
事前にネットで駐車場を予約&決済することができるので、「満車で停められない……」といったトラブルを防ぐことができます。
おすすめの駐車場予約サービス
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駐車場予約の詳しい利用方法については以下の個別記事でご紹介しています。
川越まつりの見どころ
山車を見る
川越まつりの一番の見どころは、豪華絢爛な装飾と美しいお囃子を楽しめる「山車」。
川越の山車は全部で29台ありますが、昨年までは限られた台数しか出ていませんでした。
しかし2022年は市制施行100周年を記念し、29台全ての山車が登場するそうです!
29台の山車は川越市内の町ごとに特色があり、乗っている人形やお囃子の内容も全く異なるんです。
そんな山車同士が交差点等で鉢合わせすると、山車どうしでお囃子と踊りを競う「ひっかわせ」が行われます。
ひっかわせは明確な勝ち負けが決まるわけではありませんが、それぞれの山車の魅力がぶつかり合い、祭りの中でも特に大盛りあがりするイベントです。
上でもご紹介しましたが、今年はアプリ上で山車の位置を確認することができます。
2台の山車はもちろん、3台4台とたくさん山車が集まっている場所があったらぜひ足を運んでみてくださいね。
お囃子を聴く
川越まつりでは「お囃子」も外せない見どころの一つです。
まつりの最中には、色々なところからお囃子の音色が聞こえてくるのでわざわざ意識しなくてもいいかもしれません。
しかし、山車と同じようにお囃子も町ごとに特色があり、よく聴いているとメロディーの違いを感じることができます!
さらに、曲に合わせての踊りもそれぞれバリエーション豊かで、オカメ・ひょっとこ・狐・獅子・狸などお面の違いを比べてみるのも楽しいです。
川越では町ごとにお囃子の保存会があり、現代まで受け継がれてきた歴史があります。
その歴史の重みを感じながらぜひお囃子にも耳を澄ませてみてくださいね。
屋台で美味しいものを食べる
2022年の川越祭では、残念ながら露天の路上出店はありません。
しかし、市内各所に飲食店が勢ぞろいする「屋台村」が設置され、そこでは飲食品の購入ができます。
屋台村の場所は全部で4箇所。
川越まつりの屋台村
- 丸広百貨店東側駐車場(クレアモールエリア)
- 蓮馨寺境内(川越昭和の街エリア)
- タイムズ川越幸町第2駐車場(一番街エリア)
- MS観光バス駐車場(市役所周辺エリア)
どの屋台村も、1日目は10時~21時30分、2日目は10時~21時の営業です。
お祭りならではの美味しい食べ歩きグルメがたくさん登場するので、小腹がすいたらぜひ立ち寄ってみてください。
川越まつりをもっと楽しむには?
川越まつり会館で予習
川越の一番街にある「川越まつり会館」では、川越まつりの歴史や見どころについて詳しく知ることができます。
館内には実際に使われている山車が2台展示されているほか、今までのまつりの映像を大画面で観ることができるなど、いつでも川越まつりを体感できる施設です。
入館料として300円ほどかかりますが、駐車場を最大2時間利用でき、その間に観光することも可能。
川越散策に来たついでに立ち寄ることで、事前に川越まつりについて理解を深めることができます。
着物や浴衣に着替えて散策
せっかく川越まつりに参加するなら、可愛い着物に着替えて非日常を楽しんでみてはいかがでしょうか?
川越まつりの開催日は10月のため、ちょうど浴衣から着物への転換期にあたります。
ぎりぎり浴衣を選んでも大丈夫ですが、長襦袢や足袋を着用し、インナーや薄手のストールなどで体温調整できるようにしておくと良いでしょう。
川越まつりの日はレンタル枠が早く埋まってしまうので、なるべく事前に予約しておくのがおすすめ。
川越なびではおすすめの着物レンタル店をご紹介しています。
2022年にオープンしたばかりの着物レンタル店「きものサロンポルポ」。
まだ川越まつりプランに空きがありますのでぜひチェックしてみてくださいね↓
ランチやディナーで川越のグルメを満喫
せっかく川越に来たなら、美味しいグルメを楽しんで帰りたいですよね。
川越まつりといえば屋台で食べ歩き……のイメージが強いですが、実は素敵なレストランやカフェもたくさんあります。
朝から歩き続けていると疲れてしまうので、ランチまたはディナーは店内で食べるのがおすすめ。
まつり当日は混雑が予想されるので、あらかじめ予約しておくと良いでしょう。
宿泊してゆっくり川越観光
せっかく川越に来るなら、一泊してゆっくりと川越観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?
川越まつりは土日連続で行われるので、ぜひ両日とも参加してみてほしいです。
宿泊すれば、夜の川越まつりで山車を見てから、朝にゆっくり川越のカフェを楽しみ、氷川神社や喜多院などの観光もすることができます。
浴衣や着物をレンタルするなら一泊プランにすればお祭りにもディナーにも着ていくことができ、翌日に返却ができるのでおすすめです。
まとめ
中止を余儀なくされてきた川越まつりですが、2022年はなんと開催することが決定しました。
今年は市制施行100周年ということもあり、かなり盛大に行われることが予想されます。
この記事を参考にして、ぜひ久しぶりの川越まつりを楽しんでみてくださいね。