川越七福神めぐりのおすすめコース

埼玉の有名観光スポットとして知られている「小江戸川越」。

絶対に叶えたい夢がある!

今年こそは運を掴みたい!

心も身体も健康に過ごしたい!

そんな方には、川越七福神めぐりがおすすめ。

「川越七福神めぐりをしてみたいけど、どんなコースで巡ればいいのか分からない……」という方のために、川越在住の筆者がおすすめルートをご紹介します。

また、詳しいルートマップ・所要時間・各寺院の御朱印紹介・トイレなど、七福神めぐり中に知りたい情報についても詳しく解説。

川越七福神めぐりに行く前に、ぜひこの記事をご覧ください。

この記事の目次

川越七福神めぐりとは?

七福神は江戸時代に発祥した風習で、もともとはお正月や毎月1日のご縁日に行われていました。

現在では半日~一日程度で複数の社寺を参拝できるということで、四季を通じて人気のアクティビティとなっています。

川越七福神は以下のとおりです。

第一番 毘沙門天(妙善寺)
第二番 寿老人(天然寺)
第三番 大黒天(喜多院)
第四番 恵比須天(成田山)
第五番 福禄寿神(蓮馨寺)
第六番 布袋尊(見立寺)
第七番 弁財天(妙昌寺)

この川越七福神をすべて巡礼することのできるマップをご紹介します。

川越七福神めぐりのおすすめコース

川越七福神めぐりルートマップ

川越七福神めぐりのルートマップです。

川越駅(A)を起点に、第一番から第七番まで順番に巡り、最後は川越市駅にゴールするコースになっています(東武東上線の利用を想定しています)。

巡礼する順番に決まりはないので、利用する駅によって逆周りのルートになっても大丈夫です。

 左上の矢印マークをタップすると、詳しい情報を見られます。

東武東上線を利用する方は、川越駅をスタートし、第一番から第七番まで巡回して川越市駅でゴールするコースがおすすめです。

巡回する順番は?

七福神は第一番~第七番まで番号がついていますが、巡る順番は特に決まっていませんので好きな順番で巡りましょう。

本川越からスタート・ゴールする方は第一番と第七番どちらから巡回しても大丈夫です。

川越駅を利用する方は妙昌寺からの距離が少し離れているのですが、20分強くらいで歩くこともできます。

急いでいる方は「小江戸名所めぐりバス」を利用すると、「T14:妙昌寺入口」というバス停から乗車すれば川越市駅・川越駅まですぐにアクセス可能です。

川越七福神めぐりの所要時間は?

このルートを第一番~第七番まで歩いたときの距離は約5km、歩行中の想定時間は1時間7分になっています(駅までの所要時間は含みません)。

ここに、境内の観光時間やランチの時間などを加算していきましょう。

川越の街歩きに慣れている方は1時間半~2時間程度、ゆっくり観光したい方は半日程度をみておくと良さそうです。

川越七福神のご利益・御朱印は?

川越七福神めぐりは、それぞれの御祭神によってご利益が異なります。

各スポットのご利益と御朱印について紹介します。

第一番 毘沙門天(妙善寺)

天台宗中院の末寺として知られている妙善寺。

川越七福神の一番目にふさわしい、寛永3年から400年近くも歴史のあるお寺です。

御朱印には「毘沙門天」「道人山 妙善寺」の文字が大きく書かれています。

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七福神めぐりの柱としては「毘沙門天(びしゃもんてん)」が祀られています。

毘沙門天は鎧や兜を身に着け鉾を持った勇ましい姿の守護神で、邪気を払い幸福を授けるといわれています。

特に、合格祈願や必勝祈願、厄除けをお願いしたい方にぴったりの神様です。

第二番 寿老人(天然寺)

室町時代に創建され、現在では武蔵国十三仏霊場の巡礼地でもある天然寺。

天然寺には「寿老人(じゅろうじん)」が祀られています。

御朱印には旧字体で書かれているのでわかりにくいですが、確かに「寿老人」と書かれていますね。

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寿老人のご利益としては、延命長寿・諸病平癒・無病息災が挙げられます。

また、ただ長生きするだけではなく、知恵や富も授けてくださるといわれています。

第三番 大黒天(喜多院)

第三番の喜多院は1200年近い歴史があり、国指定重要文化財や県指定有形文化財などに認定されるなどたいへん重要な寺院です。

休日は多くのお客さんで賑わうため、御朱印をいただくなら午前中に参拝するなど混雑のピークを外したほうがよさそう。

喜多院に祀られている「大黒天(だいこくてん)」は、五穀豊穣・開運・子孫繁栄をご利益とする神様です。

現在では財産に関するご利益が転じて出世運や金運アップといったご利益も頂けるといわれています。

第四番 恵比須天(成田山)

川越七福神めぐり第四番である「成田山」は、「失明した両目が不動明王の慈悲によって見えるようになった」という逸話を持っています。

七福神めぐりでは「恵比須天」を祀っており、このような御朱印を頂くことができます。

境内にマップがあるのも嬉しいですね。

恵比寿は、五穀豊穣・商売繁盛・豊漁繁栄などのご利益を授けてくださる神様。

特に、漁業・商業・農業などに関わっている方はしっかりお参りすると良さそうです。

第五番 福禄寿(蓮馨寺)

世の中の平和や民衆の安らぎを祈念して創建された蓮馨寺。

蓮馨寺には、川越七福神めぐり第五番の「福禄寿」が祀られています。

福禄寿には、延命長寿・立身出世・財運招福などのご利益があるといわれています。

寿老人と同一視されることもありますが、福禄寿は鶴や亀を連れているのに対し、寿老人は鹿が横にいることが多いです。

もともとルーツとしては同一人物であるとされていますが、中国から日本に伝わった際に二人に分かれてしまったそう。

ぜひ天然寺とあわせて長寿延命をお願いしてみてくださいね。

第六番 布袋尊(見立寺)

北条氏にもゆかりのある「見立寺(けんりゅうじ)」には、川越七福神めぐり第六番である「布袋尊」が祀られています。

見立寺は菓子屋横丁などの観光スポットからも近く、川越散策中に立ち寄りやすいため人気のお寺です。

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大きな袋を背負って放浪し、人々に福徳を施したといわれる布袋尊。

立派な太鼓腹を持つそのお姿はまさに福の神です。

ご利益も幸福や人徳に関するものが多く、福徳円満・千客万来・夫婦円満といった功徳があるといわれています。

第七番 弁財天(妙昌寺)

七福神の紅一点である弁財天は川越七福神めぐりの最後のスポットである「妙昌寺」に祀られています。

妙昌寺では、なんと時期によって限定デザインの御朱印を授与しているそう。

3月から4月までは桜デザインの御朱印、5月から6月末までは藤の花デザインの御朱印になっています。

弁財天は、学芸や音楽、弁舌、知恵などの神様として知られています。

財産や福徳を授けてくださるのはもちろん、芸術の才能や学力向上のご利益もあるとされています。

川越七福神めぐり中のトイレ

川越七福神めぐり中に立ち寄りやすい公衆トイレをご紹介します。

マップ左上の矢印(→)マークをタップすると詳細を確認できます。

ルミネ川越 〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町39-19
松江町公衆トイレ 〒350-0056 埼玉県川越市松江町1丁目16
元町休憩所 公共トイレ 〒350-0062 埼玉県川越市元町2丁目3-7
松山商店 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町7-1
喜多院内公共トイレ 〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1丁目20-1
連雀町交差点公衆トイレ 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町1-24
川越まつり会館駐車場内トイレ 〒350-0062 埼玉県川越市元町2丁目1-10

まとめ

川越七福神めぐりは、観光客の方はもちろん、川越に住む地元民にも大人気の行事です。

川越には数々の寺院がありますが、川越七福神めぐりなら迷うこともなくご利益を頂くことができます。

また、菓子屋横丁や蔵造りの町並みなど同時に観光も楽しめるので、川越の良さを再確認できる楽しいアクティビティです。

ぜひ川越七福神めぐりで心も身体も健康になり、川越の良さを感じていただけると嬉しいです。